「緑」の基地プロジェクト・オフィス(神戸)

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zoom RSS 「花見」という名の・・・愚行。

<<   作成日時 : 2011/04/18 23:22   >>

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週末明けのきょうの神戸は、昼から雨が降って・・・、「静か」になった。

「緑」の基地の玄関前にも大きく立派な桜がある。
その片方は「御衣黄(ギョイコウ)」という花色がうすい緑の珍しい桜。
代表的なソメイヨシノなどと比べて開花期が遅く、ちょうど今満開を迎えている。
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・・・
ここ、「緑」の基地があるポートアイランド南公園には、さらにたくさんの桜がある。
その多くは遅咲きの栽培品種が多く、ちょうど先週から今週が身頃となる。




毎年この時季、桜の下で、「花見」という名の愚行が繰り広げられます。

ここは公園であって・・・、キャンプ場ではありません。
申請をして許可を取らないかぎり、バーベキューなどできないのです。
最近の大人たちはどうもそれがわからないらしい。

もともと季節に関係なく、この公園にやってくる愚者も後を絶たない。

ここは公園であって・・・、ゴルフ場でもありません。
こどもたちが走りまわる横で、ゴルフボールを打ってはいけないのです。
これもまた、最近の大人たちはどうもわからないらしい。

自然豊かな公園で・・・、平時に火は使えません。焚き火や花火もしない。ルールである。
見掛けると、すぐやめてもらいます。例外はありません。
花火をする若者たちは、「じゃぁ、どこで・・・?」と、しぶしぶながらでも場所を移ってくれる。
予想に反して、言い訳をして開き直るのは、大人たちのほうである。

それでも、すぐやめてもらいます。こんな愚行に一切の例外はありません。
「花見」=「酒宴」ではない。 静かに桜の「花」を「見」て、感じることだってできるのです。


3.11に発生した東北地方太平洋沖地震によって、脳裏に刻まれている16年前の神戸でおこった震災より、
はるかに甚大な被害となった上に、いまもなお現在進行形で人災にみまわれつづけている東日本が・・・、
ちょうど1ヶ月を迎えようとしていた先の週末にも・・・、

「花見」という名の愚行が、かつて被災地となったここ神戸でも・・・、繰り広げられた。

自粛すべき、いや自粛すべきでない、賛否両論あるようだが、
そんな話ではない。

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火を使うバーベキューでもなく、ただの酒宴であれば、ある意味ピクニックの延長かもしれない。
例えどんなに酒帯びでも、この国では合法であって、そのまま車にでも乗らないかぎりは、
さすがに、見掛けても声は掛けれない。
ましてや、「緑」の基地の公園巡回はただのボランティアベースであって、警察でも何でもない。
できることは・・・ただひとつ。
「花見」が去った後で、この愚行の後始末をすることだけ。


ただし、東日本が大震災に見舞われているこの時季に、まさかこんなに酷いとは想わなかった。
週明けにゴミを片付けていて、強い憤りを覚えることになった。

散乱した「花見ゴミ」にはj、大量のビールの空缶にまじって・・・、
真新しいブルーシートに、使ってない紙コップのパッケージ、食べきれずに食べ残した弁当の残飯の数々。

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1ヶ月経ってもまだ、満足に食事ができない被災地の避難所の惨状を知っているはずなのに、
かつての被災地で、避難所で何が必要で、何が役に立ったかを、知っているはずなのに、
そしてなによりも、その痛みを知っているはずの神戸で・・・・。


こういう無知で、鈍感で、狡猾な大人たちは、自分たちこそが、
敗戦後の日本各地を復興させ、ポートアイランドのような人工島や都市を造り、この公園も造ってきた驕りなのか、
他方の地震ごどきで己の傲慢さを曲げる必要がないのか、
「花見」という名の酒宴の席で、余るほどに食べ物があるのがそんなに幸せなら・・・、
高度成長で自分たちが産み出したすべてのものを抱きかかえて逝けばいい。

こういう無知で、鈍感で、狡猾な大人たちは、自分たちこそが、
科学・技術立国で、世界有数の先進国で、利便さと合理性のものさしをふりかざす善人だと想っている。
その驕りによって、山を削り、川を埋め、土を汚してきた。そして、とうとう海まで。
もし、神が存在するなら、きっとそれは神の領域に属しているのではないか。
白々しく、地の神に鎮まってくれと地鎮祭して家をたて、
念仏をとなえながら、幸せに極楽浄土へ逝こうとしているが、けっして懺悔はしない。
かつてのいかなる祖先も、この国の地を、こんなにも汚したものはいない。

そもそも、この国の地も、まわりの海も、この星も、人間だけのものでもなんでもない。
たとえ人類がこの星から消え去っても、他の生き物はなにも困らないだろう。
依存しているのは、わたしたちの方だと、学校で習わなかったのだろうか。

こういう無知で、鈍感で、狡猾な大人たちには、もうひとつ忘れてはいけないゴミがある。
原子力も、同じ時代に、あなたたちが造ってきたもの、
公園の残飯といっしょに、核の廃棄物も忘れずに抱きかかえて逝きなさい。



この星の未来には、これからのわたしたちには、慎ましい糧食であっても、電力が足りなくても、
痛みがわかる隣人と、大事な家族がいれば、ほかになにもいらない。


「自粛すべきでない・・・花見」という名の愚行に興じる人々ではなく、

わたしたち、「緑」の基地にとっての・・・、大切な隣人とは、
たとえ遠く離れた地であっても、痛みをわかってくれる人々・・・、これがほんとうの隣人の姿だとおもう。




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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
珍しく怒っておられますねぇ〜。
しかしながらまったくもって同感です。
彼らの愚行は彼らに罪悪感は自覚しておらず、さながら『みんなやっているだろう』程度でしょう。
要は止めればいいだけのこの単純且つ…

やめた。あほらしい。
全員、どついたったらええんやね。
カミカゼ
2011/04/20 04:10
先に手をだしては・・・、いけない。
暫定管理人:kumise
URL
2011/04/21 08:22
大丈夫ですよ。もしかしてその方達は自分達が作った未来の日本に生まれてきて
それは本当は自分達がやっちゃった事なんだけど、怒ったりまた反省したり失敗したりやり直したりして学んだりするのかもしれません。私だってまだたくさん知らない事もわからない時もあるよ。。桜今年もきれいだね。。。

2011/05/12 11:31
ゴミの問題はいけないことですね。
しかし人間を規則で縛る世界がいい世界でしょうか。みんなに監視され、わずかでも悪いことがあれば許されないそんな世界に僕たちは住みたいでしょうか
しんや
2017/04/06 19:41

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